英会話を簡単な方法でマスターするまで

英会話が出来たらいいなあと思いながらも中々踏み出せないという方もいらっしゃるかと思います。
普段使わない言葉ですから、勉強するのも一苦労ですよね。
私も苦労しましたが、英会話を勉強しておいて良かったと思います。

私は飲食店勤務なのですが、来店されるお客様には外国の方も多く、英会話の出来るスタッフもいなかったため、商品やサービスについて質問されると、誰もお答えすることが出来ませんでした。
それが英会話を勉強するきっかけです。

答えられないということで気分を害されるお客様もいらっしゃいましたし、対応したスタッフがお客様に怒られるケースも多々あったため、なるべく怒られないようにと保身の為に勉強を始めたのですが、やはり苦労の連続でした。
ですが、最初に書いた通り、今では勉強しておいて良かったと思っています。

初めは単語を繋ぎ合わせただけの片言の英語でしたが、対応していくうちにお客様から「こう言うんだよ」と教えて頂くこともあり、少しずつコミュニケーションが取れるようになり、気が付けば外国のお客様も増え、私自身も英会話というスキルを身につけただけではなく、サービス向上への努力が認められ昇格することが出来ました。

また、同じように英会話を勉強するスタッフも増え始め、お互いに教えあったりフォローをすることで、スタッフ同士のコミュニケーションもより活発になりました。

来店される外国のお客様からも「英語が上手になったね」と言われるようになり、お客様とのコミュニケーションも、スタッフ同士のコミュニケーションも、楽しくなったことで、仕事も楽しんで取り組めるようになりました。

片言の英語でも「伝えよう」という思いと「聞こう」という思いがあればある程度コミュニケーションは取れますから、あまり難しく考えずに踏み出してみては如何でしょうか。
自身のスキルアップにもなりますし、英会話を楽しいものなんだと感じることが出来るようになると、日常がぐっと明るく楽しくなるかと思います。

学生の時、オーストラリアでホームステイをしました。その時に自分の英語力の低さを実感しました。

私はホームステイする前に、現地の情報や英会話などの準備をしていました。そして空港に付き、空港から電車、バスを乗り継いでホームステイ先まで辿り着きました。道中で飛行機の乗り継ぎ場所を聞く、電車やバスのチケットを買う、バス乗り場を聞くなどは英語で行い、すんなりとできました。そのため、学校での授業や事前準備してきて良かったと思い、ちょっと自信が付きました。

そしてホームステイ先に付き、自己紹介やら部屋の案内やらを英語で行いました。しかし、そこで英語が通じないトラブルが発生しました。ホームステイ先のホストは、過去にもホームステイを受け入れてきた経験があります。なので非英語圏の人には慣れているはずですが、私の言ってる事が分からない様子です。私はかろうじてホストの言ってる事がなんとなく分かりますが、紙とペン、辞書がないと会話ができません。ホームステイ先に来るまでは順調だったのにと、私はがっかりしました。
思えば、空港では飛行機のチケットを見せながらグランドスタッフがゲートの案内をしてくれましたし、バス乗り場やチケット売り場は行き先の地名さえ分かれば案内できます。ホームステイ先に着くまでは、ほとんど会話ができなくても単語で理解できたのです。だからホームステイ先に着いて、会話をした時に初めて私の英会話のレベルの低さが分かったのです。

日本の英語教育は、現地ではほとんど意味がないと実感した日でした。文法などの書く事はできましたが、スピーキングのレベルが入門編だったのは悔しかったです。改めて、英語は積極的にならないとダメだと感じました。もっと積極的に日本で英語をしゃべっていたら、ホームステイ先では変わっていたかもしれません。そして、単語で理解してもらって会話できたと、自分に自信が付いていた道中が恥ずかしくなりました。